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まず、
fetchという ターゲットが実行されます。 このfetchターゲットは、 配布ファイルがローカルのDISTDIRに 存在することを保証する役目を持っています。 もし必要なファイルがDISTDIRに 存在しなければ、fetchターゲットは Makefile で指定されたMASTER_SITES中の URL や、 FreeBSD のメイン FTP サイト ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ports/distfiles/ (ここにはバックアップとして、われわれ ports 管理者が確認した 配布ファイルを置いてあります) を探しにいきます。makeを実行するマシンがインターネットに 接続されていて、目的のファイルをFETCHで 取ってこれた場合には、それをDISTDIRに 保存します。 -
次に
extractターゲットが実行されます。 このターゲットはDISTDIRから 配布ファイル (普通は gzip された tar ファイル) を読み込み、 その内容を作業ディレクトリWRKDIR(デフォルトでは work ) に展開します。 -
次に
patchターゲットが実行されます。 まず、PATCHFILESにパッチファイルが 指定されていれば、そのパッチを適用します。 次に、PATCHDIRディレクトリ (デフォルトでは files サブディレクトリ) に patch-* という 名前のパッチファイルが存在すれば、 これらをアルファベット順に適用します。 -
次に
configureターゲットが 実行されます。 これには、いろいろな場合があります。-
scripts/configure が 存在する場合には、そのスクリプトが実行されます。
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HAS_CONFIGUREまたはGNU_CONFIGUREがセットされていれば、 WRKSRC/configure が 実行されます。 -
USE_IMAKEがセットされていれば、XMKMF(デフォルトではxmkmf -a) が 実行されます。
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最後に
buildターゲットが実行されます。 これは作業ディレクトリ (WRKSRC) に降りていき、 ビルド (コンパイル) を実行するのが役目です。USE_GMAKEがセットされていれば GNUmakeが使用され、 セットされていなければ FreeBSD のmakeが 使用されます。