テキストエディタ

From Gentoo Wiki
Jump to:navigation Jump to:search
This page is a translated version of the page Text editor and the translation is 100% complete.
Other languages:
Resources

テキストエディタ はテキストファイルを作成および編集するプログラムです。テキストエディタを使わずにファイルを編集することは不可能ではありませんが、使ったほうが簡単です。設定ファイルを編集するためにはテキストエディタが便利です。

少なくとも一つのエディタがインストールされているようするために、Gentoo の @system 集合は virtual/editor パッケージを含んでいます。

デフォルトでフォールバックするための仮想パッケージ

Gentoo の多くの部分がそうであるように、テキストエディタの選択はユーザに任されています。テキストエディタはインストール中およびインストール後に必要になるでしょうから、 仮想パッケージ virtual/editor ( system 集合 の一部) は app-editors/nano フォールバック として (ebuild に「多数のうちのいずれか」として書かれている依存の最初のものとして) 取り込みます [1] - 別の "virtual/editor" パッケージ が emerge されるまで。

そのため、 stage 3 をインストールして、新しくインストールされた Gentoo に chroot した 時点で nano コマンドが利用できるでしょう。stage 3 ファイルは厳密にすべてのシステムで必要なパッケージのみを含んでいるので、Nano は stage 3 chroot 環境内で利用できる唯一のテキストエディタとなっているでしょう。 Gentoo ebuild リポジトリ インストールされ、(必要であれば) 更新された 時点で、別のエディタを新しいシステムに emerge することができます。

CLI のための デフォルトの エディタは、どのテキストエディタを開始するかを決定するために、そうする必要がある多くのプログラムによって使用されるでしょう。CLI ファイルマネージャなどのプログラムや、bash から Ctrl + x Ctrl + e を使用してエディタを呼び出すときなどは、このデフォルトを使用するでしょう。デフォルトのエディタは、 VISUAL および EDITOR 環境変数 を使用して設定されます。一般論として、より機能の乏しい端末のために使用される EDITOR よりも、 VISUAL のほうが優先されるでしょう。

システムデフォルトを設定する の節を参照してください。

ヒント
Gentoo ウェブサイトから ダウンロードできる Minimal インストール CD には Nano Emacs 、および vi エディタが含まれています。インストールしようとしている新しい環境に chroot した 後は、これらのエディタはどれも利用できませんが、好みのエディタをインストールすることができます。
メモ
virtual/editor パッケージの依存 になっているエディタが一つ emerge された時点で、「多数のうちのいずれか」の依存が満たされるため、Nano は不要になります。 emerge --ask --depclean で Nano が アンインストールされないようにするには、Nano を world 集合 に追加するために emerge --select app-editors/nano を実行してください。

利用可能なソフトウェア

テキストエディタの選択肢は、オンラインでは app-editors カテゴリで、または以下を実行することで確認できます:

user $ eix "app-editors/*"

CLI エディタ

名前 パッケージ スキルレベル 機能 説明
Emacs app-editors/emacs 巨大 強力で、拡張可能な、自己文書化されたテキストエディタのカテゴリ。
Kakoune app-editors/kakoune vi にインスパイアされた、現代的で活発に開発されているコマンドライン向けエディタ。
Micro app-editors/micro 現代的で直感的な端末ベースのテキストエディタ。2022-11 時点でまだ testing ブランチにあります。
Nano app-editors/nano 使いやすいテキストエディタ。
Neovim app-editors/neovim 巨大 拡張可能性と機敏さに注目した Vim フォーク。
Vim app-editors/vim 巨大 vi テキストエディタを基にしたテキストエディタ。

他の vi (風) エディタについては vi の記事を参照してください。

GUI エディタ

名前 パッケージ 説明
Emacs app-editors/emacs 強力で、拡張可能な、自己文書化されたテキストエディタのカテゴリ。
FeatherPad app-editors/featherpad Linux 向けの軽量な Qt5 プレーンテキストエディタ。
Gedit app-editors/gedit GNOME デスクトップ向けのテキストエディタ。
GVim app-editors/gvim vi テキストエディタの GUI ベースバージョン。
Leafpad app-editors/leafpad シンプルな GTK2 テキストエディタ。
jEdit app-editors/jedit jEdit は Java で書かれたプログラマ向けテキストエディタです。
Kate kde-apps/kate KDE テキストエディタ。開発向き。
Mousepad app-editors/mousepad 極めて高速に起動する、Xfce 向けの機能を絞ったテキストエディタ。
NEdit app-editors/nedit X11 向けの motif ベースのエディタ。
Pluma app-editors/pluma MATE による Gedit 2 のフォーク。MATE 環境向けの小さく軽量な UTF-8 テキストエディタ。
SciTE app-editors/scite プログラマ向けの非常に強力なエディタ。ソースの編集に向いています。
Sublime Text app-editors/sublime-text コード、マークアップ、および散文のためのエディタ。
VSCode app-editors/vscode Microsoft による高度に拡張可能な electron ベースのテキストエディタ。
VSCodium app-editors/vscodium Microsoft の VSCode の FLOSS 版バイナリ。

Visudo エディタ

/etc/sudoers はその機密性により visudo コマンドを利用してのみ編集することができ、その代わりに編集できるのは事前に定義されたエディタの選択に制限されます。さらなる情報について man visudo を実行してください。

システムデフォルトを設定する

システム全体のデフォルトのテキストエディタは /etc/env.d/99editor ファイルで定義されています、次のように:

ファイル /etc/env.d/99editor システム全体のテキストエディタデフォルト
EDITOR="/usr/bin/vim"

システムのデフォルトエディタは eselect ユーティリティで設定することができ、これはこのファイルを自動的に変更します。利用可能なエディタを一覧表示するには (エディタを eselect editor で利用できるようにするにはそれを インストール してください):

root # eselect editor list
Available targets for the EDITOR variable:
  [1]   /bin/nano
  [2]   /bin/ed
  [3]   /usr/bin/emacs
  [4]   /usr/bin/ex
  [5]   /usr/bin/vi
  [ ]   (free form)

Vim または Neovim を使用している場合は、vi を選択してから、 この記事 を確認してください。

新しいエディタを設定するには、次のコマンドの <NUMBER> を選択したいテキストエディタに対応する番号で置き換えてください:

root # eselect editor set <NUMBER>

次に、以下のコマンドを実行して環境を更新する必要があります:

root # . /etc/profile

これでユーザの EDITOR 環境変数 は、選択されたデフォルト値になっているでしょう。ユーザはこの値を、実行中のシェルの中で、またはログインシェル開始時に自動で、変更することもできます。

メモ
sudo はユーザの環境変数を保持しないので、 sudo を使用するときのデフォルトエディタは現在実行中のユーザのものと同じでないかもしれません。
ヒント
VISUAL 変数を設定するには、 eselect visual で同じ手順に従ってください。

EDITOR 変数を /etc/rc.conf 内で設定する古い手法はもうサポートされません。詳細については この 記事を参照してください。

注意事項

バイナリファイル

多くのテキストエディタは バイナリファイル を扱うことができないでしょう。そのようなファイルに対しては バイナリエディタ を使用してください。

バイナリデータが不適切に端末に出力されると、表示が「ぐちゃぐちゃ」になることがあります。対処法については 端末エミュレータ の記事の この節 を参照してください。

関連項目

参照